はじめに
こんにちは、理系男子大学生ブロガーのゆうです。
理系大学生の皆さん、「実験レポートってどうやって書いたらいいの?」と思っている方、多いのではないのでしょうか。

実験レポートってどうやって書いたらいいんだろう?
最近はオンラインでの授業も多く、書き方の説明があまりないまま課題として実験レポートが出ているということも多いと思います。
(私が初めて実験レポートを書いたとき、オンラインでの授業だったので、書き方のかの字もわからない状態でした。)
そこで、実験レポートをうまく乗り切れるように、レポートの書き方と時短テクニックを紹介していこうと思います。
書き方

早速書き方の説明をしていくのですが、実験レポートは基本的に以下の手順で書きます。
1.実験の目的
2.実験方法
3.実験結果
4.考察
5.参考文献
レポートを書く上で、先輩の過去レポがあるとものすごくはかどります。
もちろん、すべてをコピペすることはよろしくありませんが、過去レポがあるのとないのでは大きく差が出ますので、もらう機会がある場合は積極的にもらっておきましょう。
では、書き方の手順について詳しく説明していきます。
実験の目的
まずは実験の目的を書く必要があります。

目的は、何のために実験をするのかを書こう!
実験の授業では、実験の授業のテキストが存在し、実験の目的がテキストに明記してあると思います。
ほとんど丸写しでも問題ないのですが、卒業論文の練習として、自分の言葉で目的を書く練習をしておくといいと思います。
実験方法
実験の目的が書けたら、次は実験方法を書いていきます。
実験方法の中身は大きく分けて2つあり、1つ目は実験の方法、2つ目は実験器具を書く必要があります。

実験方法は、実験の手順と使った道具を具体的に書こう!
1つ目の実験の方法については、
(1)ボタンを設置した。
(2)ボタンを押し、測定結果を記録した。
(3)測定結果からグラフを作成した。
のように、行った操作はすべて過去形で書きましょう。
(テキストに実験方法が書いてあると思いますので、コピペして語尾を過去形に直せば大丈夫です。)
2つ目に実験器具についてです。
実験器具は、使用した実験装置や試料の名称を記載する必要があります。
例えば、
送風機:エバラ製
形式:SMTE
型番:No.2.1/4
風量:80 m3/min
静圧:687Pa
吸込ノズル径:φ 410
回転数:2,850rpm
出力:2.2kW
吐出管径:φ 410
電流:8.8 A
周波数:50Hz
といった具合です。
また、実験装置を説明するにあたって、図を加えることも可能です。
実験結果
実験方法まで書けたら、次は実験結果を書いていきます。

実験した結果をわかりやすく書こう!
実験結果には実験で得られたデータを、わかりやすく書く必要があるので、エクセルなどを使用して、図や表を積極的に使っていきましょう。
(図を挿入するときは、図の下に図1、図2と番号を付け、表を挿入するときは、表の上に表1、表2と番号をつけていきます。)
また、実験を行ったときに、うまくいかなかった操作も書いておくと、次に説明する考察をスムーズに行うことができます。
考察
実験結果が書けたら、得られた結果をもとに考察を書いていきます。

実験の結果からわかること・考えられることを自分の言葉で書こう!
過去レポを持っているのであれば、参考にして書くのもありですが、基本的に考察は自分の考えを書いていきます。
ただ、考察に正解はありませんので、実験結果で得られたデータから何がわかるのか、うまくいかなかった操作は何が原因だったのかを自分で考え書いていきましょう。
また、文の語尾は「~だと考えられる。」で終わらせると、自分の考えであるという主張ができると思います。
参考文献
最後に忘れずにつけなければいけないのが、参考文献です。
参考文献は書籍の場合も、ネットでの記事の場合も記載が必須です。
(Wikipediaのような誰でも書き換えが可能で信ぴょう性に欠けるものは、レポートを書く際に参考にしない方がいいです。)
例えば、
・ゆうのぶろぐ 【理系大学生必見!】初めての実験レポートの書き方(2022/02/16アクセス)

といった形です。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
実験レポートの書き方、いかがだったでしょうか。
レポートの書き方をまとめると、
1.実験の目的
2.実験方法
3.実験結果
4.考察
5.参考文献
理系大学に入学すると待ち受けている「実験レポート」、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
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