文書作成のソフトである「Word」は、表計算ソフトの「Excel」と同様にマイクロソフト社の中核をなすアプリケーションであり、大学生になればだれでも一回は使用するツールです。
たくさん触れるアプリケーションだからこそ、以下に効率よく使いこなせるかが時短への近道になります。
この記事では、Wordの知っておくと便利なショートカットキーをご紹介します。

使っていくうちに覚えていくものだけど、最初の方は意識して覚えることも必要だから頑張ろう!
PowerPointの便利機能についても紹介しているので、気になる方はこちらもどうぞ
- ショートカットキーはどんどん使うべし
- 使うことの多いWordのショートカットキー
- Ctrl+C コピー
- Ctrl+V 貼り付け
- Ctrl+X 切り取り+コピー
- Ctrl+Z 一回前に戻る
- Ctrl+Y 一回前に戻ったものを戻す
- Ctrl+A 全選択
- Ctrl+E 中央寄せ
- Ctrl+S ファイルの上書き保存
- Ctrl+F 単語の検索
- Ctrl+B 太字
- Ctrl+O 別のワードファイルを開く
- Ctrl+N 新規のワードファイルを開く
- Ctrl+W 現在のワードファイルを閉じる
- Ctrl+P 印刷画面に移動
- Ctrl+I 傾き文字
- Shift+Alt+= 数式の挿入
- Shift+Ctrl++ 上付き文字
- Shift+Ctrl+= 下付き文字
- Shift+Window+S 範囲を指定してスクリーンショット
- Tab 予測変換
- F6 ひらがなに変換
- F7 カタカナに変換
- F10 半角アルファベットに変換
- 最後に
ショートカットキーはどんどん使うべし
大学生になった皆さんは、授業での課題レポートであったり、理系の学生ならば実験レポートは時間のかかるタスクであると思います。
しかしながら、単位獲得のためにそれらをこなさなければいけないので、いかにに短時間で終われせることができるかがカギとなります。
ここで、皆さんに一つだけ問いかけてみたいと思います。
「Wordのショートカットキーを使いこなせていますか?」
皆さんの周りで課題を速攻で終わらせている人たちのほとんどが、Wordのショートカットキーを使いこなしている可能性が高く、一度使いこなせるようになってしまえば、社会人になってからも大きな武器となるでしょう。

私も最初はショートカットキーを使いこなすことができず、課題一つを終わらせるのにかなり時間がかかってしまっていました。
ではここからは使うことの多いWordのショートカットキーを紹介していこうと思います。
使うことの多いWordのショートカットキー
Wordのショートカットキーは数多く存在しますが、そのすべてを紹介するのではなく、使用頻度の高いものを紹介していきます。
Ctrl+C | コピー |
Ctrl+V | 貼り付け |
Ctrl+X | 切り取り+コピー |
Ctrl+Z | 一回前に戻る |
Ctrl+Y | 一回前に戻ったものを戻す |
Ctrl+A | 全選択 |
Ctrl+E | 中央寄せ |
Ctrl+S | ファイル上書き保存 |
Ctrl+F | 単語の検索 |
Ctrl+B | 太字 |
Ctrl+O | 別のワードファイルを開く |
Ctrl+N | 新規のワードファイルを開く |
Ctrl+W | 現在のワードファイルを閉じる |
Ctrl+P | 印刷画面に移動 |
Ctrl+I | 傾き文字 |
Shift+Alt+= | 数式の挿入 |
Shift+Ctrl++ | 上付き文字 |
Shift+Ctrl+= | 下付き文字 |
Shift+Window+S | 範囲を指定してスクリーンショット |
Tab | 予測変換 |
F6 | ひらがなに変換 |
F7 | カタカナに変換 |
F10 | 半角アルファベットに変換 |
詳しく下で説明していきます。
Ctrl+C コピー
コピーのショートカットキーはWordの基本になります。
同じことを2回打つことのないように、コピーと下で説明するペーストは必ず覚えておきましょう。
Ctrl+V 貼り付け
貼り付けはコピーしたものを、張り付けるショートカットキーになります。
過去レポートの貼り付けなどを行う際に、非常に楽になりますので、コピーとセットで覚えておきましょう。
Ctrl+X 切り取り+コピー
先ほどのコピーと違う点は、切り取りとコピーが一度にできるという点になります。
コピーしてから、消すということをしなくても一度で切り取り+コピーができるので、知っていれば時間になること間違いなしでしょう!
Ctrl+Z 一回前に戻る
文章を間違えた時や、間違えて消してしまったときに1つ前に戻ることができます。
Wordの画面左上矢印と同じですが、マウスを触ることなく戻ることができるので、かなり便利です。
Ctrl+Y 一回前に戻ったものを戻す
このショートカットキーは、Wordの画面左上にある右矢印と同じ機能になります。
Ctrl+Zの逆コマンドと覚えておきましょう。
Ctrl+A 全選択
画面内の文字をすべて選択します。
文字の数が多いレポートをコピーする際に、マウスを使って上から下まで選択するのは時間がかかるので、このショートカットキーを使って全選択を行うことができます。
Ctrl+E 中央寄せ
入力した文字を中央に揃えるショートカットキーです。
Word画面の「メニュー→ホーム→段落→中央揃え」と同じ機能ですが、圧倒的に速いので覚えておくことをおすすめします。
Ctrl+S ファイルの上書き保存
Word画面の最も左上にある上書き保存と同じ機能です。
このショートカットキーを覚えておくとマウスを触らずとも上書き保存ができるので、積極的に使っていきましょう。
Ctrl+F 単語の検索
このショートカットキーでは、Wordの同一文書内にある同じ単語を検索することができます。

単語のミスが見つかったときに、その単語がある場所をすべて検索できるので便利!
Ctrl+B 太字
選択個所を太字にすることができます。
ホーム→フォントから太字にすることもできますが、マウスに触れることなく太字にすることができるので、覚えておくと便利です!
Ctrl+O 別のワードファイルを開く
別のワードファイルを開くことができます。
「ファイル→開く」と同じ操作ですが、いちいちクリックしなくても一発でファイルを開くことができる便利なショートカットキーです。
Ctrl+N 新規のワードファイルを開く
「ファイル→新規」と同じ操作で、新しいワードファイルを開くことができます。
Ctrl+W 現在のワードファイルを閉じる
Wordの画面右上にある×マークと同じで、現在開いているワードファイルを閉じることができます。
Ctrl+P 印刷画面に移動
印刷画面に移動することができます。
理系の大学生は、授業のレジュメや自分で作成した課題を印刷する場面があるので、少しでも時短できるように知っておくと便利でしょう。
Ctrl+I 傾き文字
先ほど登場したCtrl+Bが太字だったのに対して、Ctrl+Iは選択した文字を傾き文字にすることができます。
Shift+Alt+= 数式の挿入
理系の学生諸君、これは必ず覚えておいてください。
このショートカットキーは、数式の挿入を行うことができるのですが、「挿入→数式」といちいち選択しているとやがて時間が無くなってしまうので、数式の挿入は必ず覚えましょう。
Shift+Ctrl++ 上付き文字
選択した文字を上付き文字にすることができます。
理系の学生であれば、A2のような形でよく使うので、一つ上で説明した「数式の挿入」と同様に覚えておきましょう。
Shift+Ctrl+= 下付き文字
選択した文字を下付き文字にすることができます。
数式内でよく使うショートカットキーで、数学系や物理系の学科の人は良く使うと思います。
Shift+Window+S 範囲を指定してスクリーンショット
範囲を指定してスクリーンショットを取ることができるショートカットキーです。
PrtScキーでもスクリーンショットを行うことができますが、Shift+Window+Sであれば範囲を指定することができるので、後からトリミングする手間が省けます。
Tab 予測変換
一度入力した文字を予測変換で入力することができます。
固有名詞や、長い単語などを毎回打つと時間がかかってしまうので、Tabキーで時短していきましょう。
F6 ひらがなに変換
選択した文字をひらがなに変換することができます。
F7 カタカナに変換
選択した文字をカタカナに変換することができます。
F10 半角アルファベットに変換
選択した文字を半角アルファベットに変換にすることができます。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回紹介したショートカットキーは、レポートだけに限らず、Wordを使用する際に役立つものばかりですので、どんどん活用していきましょう!